2009年3月8日日曜日

英国における深刻な不況

英国のポンドがは現在138円(2009年3月)。2008年大恐慌がおこる前までは260円のこともあったくらいなので半額だ。
これはさすがの英国経済もかなり打撃をうけていて、多くの企業が倒産している。日本でいえばウェッジウッドが有名だが、zabbi(バージンメガストアのあとのCDや)もwoolworth(日本でいう量販店の大手)もつぶれた。そして恐ろしいことに都心部の大手がつぶれたあとはいるところがなく、空き家のママになっているということ。ピカデリーサーカスのど真ん中にあき物件ってやっぱり怖いです。
そういうわけでかなり深刻です。
それをうけてアーツカウンシルイングランドも24%の人員削減を決定しました。日本でいえば財団法人みたいなもので準お役所。そこがこれだけ減らすのです。
今後どうなるかわかりませんが、一番はじめにカットされる文化予算、それもマイナーなダンスが追い込まれることになるのはまちがいありません。

逆に日本円が強い今こそ、英国(あるいはヨーロッパ)にくる時!ともいえます。在研など助成金の金額はそうそう下がらないため、今これば2倍!。そして日本政府(あるいは企業)の助成をうけて行なう海外の公演は行いやすくなるのではないかと思われます。

友人の韓国人がいうには「ポンドはたかいままだ!」日本がおかしいだけで、ポンドは依然強いと考えているようです。しかしユーロと比較しても最近では1ポンド=1、1ユーロといわれているくらいなので、やっぱり下がりかたが激しいです。(韓国のウォンも下がっているから、その差がわからなくなっているのだと思います)

海外旅行にでる際は為替レートを確認しましょう。

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