2009年3月8日日曜日

ロンドン以外の英国カンパニー① スコティッシュダンスシアター

私はうっかり英国/イギリスという癖がついてしまっているけれど、本当は国がいくつかに分かれている。そのうちの1つスコットランドのカンパニー。
SDT
その公演をたまたま見たのでここにかいておくが、公演自体以上に地元の人にダンスを広める活動をしていることを強調していたのが気になった。Creative learning。学校や各家庭にダンスを出張させる(教えること/あるいは公演、パフォーマンス)のだそう。クラスをうけたときに教えていたダンサーの子がいうには教えと公演でしにそう、、とのこと。ちょっと大変そうだ。ただ、ある意味英国のダンスカンパニーのお手本みたいなカンパニーでもある。良いものを安く提供し、ダンスに興味を持つ人を増やそうという試みも、教育と結びついて活動を広げているという点でも。
しかし良いダンサーが多い。ケレンによれば今年ベストダンサー賞をとったランベーのジョナサンは(例の700ポンドダンサーさんだと思う)ここにいたらしい。若手の特に男の子をよく育てるカンパニーらしい。
作品は年ごとにかわる。今年のレパートリーはIna Christel JohannessenとこのカンパニーのダイレクターでもあるJanet Smith のもの。土地によってHofesh Shechterの作品を含んでいるときもある。基本的にウェルメイド、よく作られている。とても英国らしい、フィジックの強い作品。
年ごとにレパートリーがかわるので、基本メンバーは大体一定しているがオーディションもほぼ毎年開いている。ダンサー志望の方はぜひ。

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