2009年3月17日火曜日

ロンドンでダンサーになろうという方へ③ ビザその2

ビザの問題について大きく変更になったことがあるので補足説明です。
昨年の11月よりTierという制度になり、すべてのビザがポイントで計算されることになりました従来のワークパミットによるビザもここに含まれます。それ自体はそれほど大きくないのですが、そのパミットを発給するカンパニー側も登録をしなおさねばならなくなりました。
雇用する側がスポンサーとして認められる→雇用される人の資格がポイントを満たしているか調べる→ビザ発給というわけです。
今回私はスプリングローディドという春のフェスティバルに参加することになっていますが、現在のビザはラッセルカンパニーが発給したもので、雇い主が違うことから新しいビザが必要ということになり、急遽作ることになっています。が、プレイスはそのスポンサーとしてまだ認められていないということが明らかになり、実はかなり慌てています。
プレイスの活動規模が海外からの労働者を受け入れられるほどとは認められないということのようですが、プレイスの規模で無理ということはほとんどのカンパニーで受け入れられないとなるということです。
今回の事例では間に合わないことからサドラーズウェルズの力を借りることになりました。サドラーズに雇われている人になるそうです。(まあ、1週間とかでしょうが)逆にいえばサドラーズは今も昔もパミットを発給できるということで、サドラーズに出入りしているカンパニー(ランベー、ラッセル、ニューアドベンチャーズ等々)はありえますが、他では無理となります。今まで以上に海外労働者にとっては厳しくなっていることをお伝えしておきます。
なお、あまりに厳しいということで、既にサーカス業界で悲鳴が上がっていると新聞記事にありました。(というのもウクライナなどの土地から来る曲芸師たちが入国できず、サーカスの運営自体が危ぶまれている。技術職ですし)なので、あと1、2年もすればまた法改正があるかもしれません。

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