2009年1月8日木曜日

ロンドンの助成団体③ Japan foundation

このページを読んでいるということはおそらく日本人(たまにあり得るのが日本語堪能な韓国人)なので、日本系のfundingシステムをご紹介
日本語でいう国際交流基金は英語表記でこうかく。ヨーロッパにはロンドンの他パリ、ケルン、ブタペスト、ローマに支部があるらしい。ロンドン支部は当然のようだが英語圏なこともあり日本人も多く住むせいか日本関連イベントもかなり多い。
おおよそ月に一度くらいのペースでセミナー/レクチャーを開催する他、各種助成申請なども受け付けている。担当の竹川さんには大変お世話になっています。ただ、竹川さんがいうにはジャパンファウンデーションの範囲はダンスだけではなく学術、教育プログラム等多岐にわたるため、ダンスにあまりお金をつぎ込むことはできないのだとか。
日本語訳の通り国際交流を目的としているため、英国アーティストとのコラボレーション、英国の大学とのリサーチプロジェクト、日本のダンスカンパニーが英国で公演をする際にはまず間違いなくここに関わっています。
最近でいえばAOD( artist open door)というミドルセックス大学と早稲田大学の「日本のコンテンポラリーダンスをロンドンに紹介するイベントを助成し、いくつかのディスカッションがここのオフィスで開催されました。山田うんさん、手塚夏子さん、Kentaro!くんなどが参加しておりました。私もパネラーとして参加しました。(AODについては別途記載)
残念なことに例えば私が英国で作った作品を日本へ持っていくことに対しての申請はできません。また私が英国の友人と作品を制作する場合も英国にいる身なので申請ができません。逆に言えば日本にいる方が英国で作品を発表したり、制作するための制度ともいえます。

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