2009年1月18日日曜日

ロンドンの若手振付家⑥ New art club

New art club
よくにた背格好の男性2人組。踊りもおどるが、彼らの会話にファンがいる。gDAのキャバレー企画によくでてくるのもそのせいで、日本でいう漫才コンビのような感じがする。
昨年見た"invisible man"は文字通り透明人間の話し。彼らのような、ユーモアを含めた、でもちゃんとおどるという作家がロンドンには非常に多い。その中で頭1つでているのだから、えらい人たちである。基本的にこの二人だけで公演。
普段は大学で働いているという話しを聞いた。現実問題としてダンサーとして生きていくのは本当に難しい。特に家族がいたら不可能だ。地方の(ちなみにLeicesterはロンドンから1時間10分)大学などにつとめ、学校で教えながら、その大学の施設を使って作品を制作していくのが一般的な振付家路線ではないかと考える。長い目で作品を作り続けていくためには生きていく手段を考えるのは当然のこと。アーティストレジデンスに近い考え方で、ある程度の年齢になると皆地方へ移動していく。

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