2008年12月29日月曜日

ロンドンの振付家② Akram Khan

Akram Khan
バングラディシュ系ロンドナー、アクラムカーンはSadler's wells のアソシエートアーティスト。カンパニーの活動と、アクラム個人が行なっているプロジェクトの両方を有しています。
カンパニーの方で知られているのはBahok.なぜか北京舞踊団のダンサーたちとのコラボレーション。(ちなみに制作時期がラッセル作品と一緒で、サドラーズでよくあったりしていた)
個人プロジェクトの方は日本にも良く来ていて、Zero degree(シィデイラルビシュルカウエイとアンソニーゴームリーとのコラボレーションワーク)、Sacred Monsters(シルヴィーギエムとのコラボレーションワーク)、in-i(ジュリエットビノシュとのコラボレーション)などがあります。ちなみに私の作品を手伝ってくれた音楽のアリスとセットの針生康はSacred つながり。おもえばすごい人に手伝ってもらってしまったものです。
アクラムさんはバングラディシュ系なせいか、民族問題を扱うことが多く、台詞も多いのだけれど、台詞はいいから踊ってくれといいたくなるくらいのカタックダンスの名手です。実際作品中にもかなりでてきます。(Sacredのなかにはまるまんまカタックシーンがはいっていて、見所になっています)この台詞というのが好きかきらいか微妙なところでしょう。ちなみにドラマツルグはギーというおじさんで(失礼!)、シィディラルビ作品も担当している売れっ子。でも私はあんまりすてきとは思えない、、、。これは私の英語力の問題だろうか、、、。
アクラムカンパニー/プロジェクトの衣装を担当しているのは日本人のKei Itohさん。(ごめんなさい、漢字がわからなくて英語表記です)シルヴィーの脚を知るおそらく唯一の方で(ラッセル作品でもPUSH/シルヴィー版の衣装でかかわっていただきました)、とても面白い話しを聞くことができます。


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