2008年12月29日月曜日

ロンドンの振付家④ Matthew Bourne

Matthew Bourne
マシューボーンはAdventure in mortion pictures (現在はNew adventures。上のリンクはカンパニーのもの)を率いる振付家。おそらく日本で最も良く知られている英国の振付家といえるだろう。それもそのはず、彼のほとんどの作品は日本で上演されているのではないだろうか。
代表作は映画リトルダンサー(ちなみに英国での同映画のタイトルはBilly Elliotで、同名のミュージカルも大ヒットしている)の最後にでてくるアダムクーパーの背中をみてファンになってしまった人も多い"Swan lake"、カルメンを自動車修理工場の話しに仕立てた"The Car men"、ド派手な衣装で話題になった”くるみ割り人形”など。
この人の特徴は誰もが知っている古典を現代おきかえ、さらに豪華なセットと衣装、大人数の群舞で華やかに作り上げるところ。ミュージカル文化が発展しているロンドンらしい人でもある。(ちなみに私が過去見た作品では歌ったり、台詞を言っているところはみたことがない。ミュージカルのようでありながら、踊りだけですべてのストーリーを展開させるのはお見事)
最新作ドリアングレイはオスカーワイルドの小説より。私は読んだことがないが、この国の人にとっては古典なのでしょう、、。(あらすじはwikiを参照)
当たり外れはあるけれど、今でも毎年2、3週間はサドラーズをうめる大カンパニー(ちなみに大きいのでプロダクションごとにグループがあるらしい)、みたことがない方はぜひ一度ご覧ください。

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